2012年3月アーカイブ

みなさん、おはようございます。さきほど高見澤さんから北京赴任のご挨拶がありま

した。重慶問題で大揺れの中国ですが、どうかお体には気をつけて職務に励んでいただ

きたいと思います。また、北京発の瓦版もこれまでのようにガンガン配信していただけ

ると有難いと思います。

 

 というわけで、以下、(その4)です。少々長いですが、これで終わりですから、何

卒ご容赦願います。

 

 

 私が発見したものとは、これ(↓)だ。

 

http://digital.asahi.com/articles/TKY201203070856.html?id1=2&id2=cabcadai

 

 なんだ、例の記事じゃないかと仰るなかれ。図も含め、ほとんどすべてが新聞紙面と

同じではあるが、最後の一文「東電は、この水の流れ込みがなく、放水もなかった場合、

3月下旬に燃料の外気露出が始まると計算していた。」が、付け加えられているのであ

る。あたかも外部からの「この記事は、ちゃんとウラが取れているのか」という声に応

えたとでもいうように、そしてこれまたあたかも東電関係者に取材したかのように読め

なくもない微妙な言い回しの文章が、さり気なく付け加えられているというわけだ(し

かも、「東電は~計算していた」というのは半年も前の既知情報にすぎない)。

 

 たしかに「朝日新聞」と「朝日新聞デジタル」は別のメディア(媒体)だから、同じ

ネタを扱った記事であっても、100%同一である必要はない。とはいえ釈然としない気分

は拭えないのだが、それはさて措こう。むしろこの一文の追加によって、逆にあの記事

が裏付けがないままに報じられていたことが明らかになったと考えればいい。といって

も、「なぜ燃料プールに水があったのか」という理由をその根拠(少なくとも5W1H

の一部でも明示された格好で)とともに知りたい私のような読者が満足できないことに

変わりはないのだが。

 

 しかし、そうこうしているうちに、私はまたネット上に次の「発見」をして驚いた。

↓である。

 

http://astand.asahi.com/magazine/judiciary/articles/2012030800001.html

 

『法と経済のジャーナル』という、朝日のWEBマガジンだそうだ。読んでみると、"原

子力安全・保安院の幹部の一人は「何かを人為的にやってそうなったのではなく、たま

たまだった」と話している。"と、これまたあたかも「事前に」取材したかのような一

文が目につくほか、何カ所かにちりばめられた「東電によると~」というフレーズも、

いかにも取ってつけたようでクサイ。もし本当にこれらが事前取材に基くものなら、紙

の新聞には「必ず」そう書かれているはずなのだ。したがってこれらの内容は、記者が

紙上に記事を発表した後、それを示しながら確認のために聞きだしたコメントであるに

違いないと私は考えた(その意味で、「▽この記事は201238日の朝日新聞に掲載さ

れた原稿に加筆したものです。」というキャプションはその通りで、間違ってはいない

のだ)。

 

 いずれにしても、同じネタが三バージョンの記事になっているということだ。紙上に

掲載された最初の記事は、もしはじめからウラを取っていれば(つまり5W1Hが示さ

れていれば)、トップ記事になっていたかもしれない(なにしろ米・原子力規制委員会

もつかめなかった冷却水存在の理由が明らかになったのだ)。しかし、「偶然が重なっ

て救われた」という意外でセンセーショナルなストーリーを一刻も早く世に知らしめた

いという功名心がまさってファクト抜きで報じることにしたために、一面は一面でも準

トップという扱いにせざるを得なかったに違いない(朝日としても、さすがにファクト

なしの記事をトップに据えるわけにはいかないだろう)。

 

 つまり私は、紙面に掲載されたのは「飛ばし記事」(ろくに裏付けも取らないアヤフ

ヤな記事)だったということを言いたいのである。同時に、この国のメディアでは、い

まだにそれが横行しているという「ファクト」を指摘しておきたいのだ。

 

「飛ばし記事」というものは、事実その通りであった場合は往々にして、「多少勇み足

のキライはあるが、結果的にいちはやく真実を伝えた」と評価されるようだ。まさに結

果オーライ。というより、「事実その通りではなかった」場合のことは、ハナから「想

定外」なのである。そういう意味で大メディアには、原発ムラが「想定外」を拠りどこ

ろ(言い訳)にしてきたこと(『民間事故調』が激しく指弾する点でもある)を声高に

批判する資格などない。同じ穴のムジナなのだ。

 

 ところで、上に掲げた『法と経済のジャーナル』の記事(三番目のバージョン)は優

良コンテンツ、いや失礼、有料コンテンツだ。全文を読むには「購読ボタン」をクリッ

クして購読手続きを行う必要があるという。じつにあざとい。しかし私は、「馬鹿にす

るな」と言いたいのを我慢して「購読」することにした。ここまできたのだから、それ

は止むを得ないのだ(非常に悔しいのではあるが)。

 

 というわけで、全文に目を通してみた。すると、はたして、紙面の記事が「飛ばし」

だろうという推測は間違っていないことが判明した。なんと奥山記者は3月8日午前

(新聞はとっくに配達されている)、東電で行われた記者会見の場でようやくはじめて、

自らものした記事のウラを取ろうとしていたのである。規約の禁止事項に相当するので

ここにコピペは出来ないが、記事の末尾には、東電・原子力設備管理部の担当者との一

問一答が記されていた。

 

 おそらく当日の「朝日」紙面を示しながら質問したであろう同記者に対して、東電の

担当者は、「書かれている記事(!)の内容は事実だが、偶然が重なってたまたま救え

たという認識ではない」旨の回答をしている。これまた微妙だ。東電としては、工事に

不手際があって結果的に水抜きの日程が遅れたという事実は認めるが、だからといって

それが直ちにプール内の燃料棒の露出回避につながったという認識はない、ということ

だろう。こんなコメントを最初に聞けば、とても「偶然が重なるという僥倖に恵まれて

・・・」という、世間受けを狙った記事など書けるものではない。ということは、紙上

の記事は「まずは情緒に訴えるストーリーありき」というスタンスで書かれた確信犯的

「飛ばし」であり、したがって、ウラ取りを「記事掲載後」に行うということも既定方

針だった、と言えるのではないか。

 

 工事の不手際があったこと自体を東電が認めている以上、紙上の記事は誤報とは言え

ないだろう。しかしこれは、一歩間違えれば「想定外」に陥りかねない境界線上の記事

だったということが言えるのではないだろうか。じつに危うい綱渡りで、浅慮のそしり

は免れないと思う。浅慮は「工事不手際 4号機救う」というタイトルにも表れている。

仮に不手際がなにかを「救った」のだとしても、救われたのは「4号機」ではなく、大

勢の命や健康だろう。むしろ4号機(だけではないが)は本来、石棺内部に葬られるべ

きであって、けして救われてはならないのだ。しかし実際は、命や健康、そして国さえ

も、いまだに救われたとは言い難いのが現状ではないのか。

 

 こんな難癖をつける読者がいることは「想定外」だろうが、「想定外」を口にするこ

とが許されないのはなにも原発ムラに限った話ではないことを、ジャーナリストは肝に

銘じてほしい。

 

東藝術倶楽部・広報担当 森山

 

東藝術倶楽部オフィシャルサイト:http://www.azuma-geijutsu.com

いわゆる『民間事故調』( http://rebuildjpn.org/fukushima/report#report-index )

400頁にも及ぶものだが、一気に読んだ。すこぶる面白かったのだ(調査報告書という

よりも、ドキュメンタリーとして)。官邸で繰り広げられたドタバタ劇の一端はすでに

各メディアがこぞって引用して報じていたが、菅前首相がいかに「稚拙で泥縄的な対応」

(同報告書)をしていたかが、関係者の生々しい証言であらためてよく分かった。それ

だけに、「公平に評価していただき、大変有り難い」という前首相談話には首を捻らざ

るを得ない。全文を読めばそんなコメントが出てくるとは思えないのだが、あれはもし

かすると皮肉のつもりだったのだろうか(なにしろ、報告書がかろうじて"評価"して

いるといえるのは、東電に乗り込んで「全面撤退などあり得ない」とスゴんだ点だけな

のだ)。

 

 それはさて措き、同報告書には私の関心事――補助器具の寸法が違っていたためにシ

ュラウド取り換え工事が遅れ、結果としてプールに水が張られたままだった、という事

実の有無――に直接答えてくれる箇所は、案の定、見当たらなかった。それについては、

「4号機の使用済み燃料が露出しなかった理由は、プール側の水の蒸発による水位の低

下に伴い、ゲートを介してウエル側の水がプールへと流れ込んだためだと推定されてい

る。」という記載があるのみだった。

 

 私は頭を抱えそうになった。しかし同報告書のワーキンググループは約300人のヒア

リングを実施しているのだ、グループ・メンバーのうちの誰かが実際に現場工事に携

わっていた当事者からあの話を聞き及んでいるに違いない、と思い直した。とにかく例

の記事内容は、現場の工事関係者しか知り得ない事柄なのだ。それはおそらく何らかの

事情で(「報告書には書かない」という約束があった、あるいはたんに編集・製本のタ

イミングに間に合わなかったなど)、同報告書には反映されなかったのであろうと。東

電は企業として民間事故調の聴取を拒否し、幹部も一切ヒアリングには応じなかった由

だが、現場(そして下請け企業)レベルでは少なからぬ人が匿名で応じていたのは明ら

かだ。問題はなぜ「朝日」だけがそれを知り得たのかということだが、民間事故調プロ

ジェクトの母体である()日本再建イニシアチブ(RJIF)は「朝日」で主筆をつとめてい

た船橋洋一氏が設立した団体(理事長も同氏)でもあり、もともと同紙とのつながりに

は格別なものがあるのだろうと推察するしかない(そして同調査ワーキンググループの

メンバーには、元朝日新聞記者も名を連ねている)。

 

 いずれにしても、記事を書いた奥山という記者のソースは『民間事故調』関係者だろ

うと私は目星をつけた。だとすれば、直接話を聞いているわけではないから、「関係者

の話で(分かった)」とは書けないし、「朝日新聞の調べで(分かった)」とアピール

するわけにもいかなかったのだろう。5W1Hというファクトがない事情はそのへんな

のだろうが、しかし繰り返しになるが、これは江戸の昔から、我が国のジャーナリズム

の基本なのである。下に示す万延元年の「かわら版」も見事にその基本を踏まえている

のだ。

 

「江戸出火 申九月二十九日 戌上刻、新吉原 江戸町二丁目於出火風強くくるハ

内不残焼失・・・」(江戸出火 申年9月29日いぬの上刻、新吉原江戸町二丁目

にて出火、風強く、くるわ内は残らず焼失し・・・)

 

 朝日の記事がファクト抜きなのはいいとして(けしてよくはないのだが)、他紙や他の

ジャーナリズム関係者からそのへんについて「おかしいのではないか」という声が挙が

らないのだろうか。そう思いながらネットサーフィンをしていると、私はまた驚くべき

ものを見つけたのだった。

 

東藝術倶楽部・広報担当 森山

 

東藝術倶楽部オフィシャルサイト:http://www.azuma-geijutsu.com

 

 

 

みなさん、おはようございます。

 

 まずは連絡事項から。

 

 一昨日は春らしい陽気の下、予定通り、江戸楽笑会「上野寛永寺・名品編」が挙行

されました。参加者23名という大盛況でしたが、高見澤さんの壮行会を兼ねた懇親

会を含めた当日の様子は、写真データなどが揃い次第、報告したいと思います。ご参

加いただいた会員のみなさん、お疲れ様でした。なお、懇親会の場で黒木代表から次

回の江戸楽笑会(5月の御岳山新緑編)の案内がありましたが、これは都合により取り

やめになりましたので、よろしくご理解のほどをお願い申し上げます。

 

 というわけで、以下、(その2)に入りたい。

 

 いよいよ5月5日に泊原発(北海道電力)3号機が定期検査入りすることによって、

国内の原発54基がすべて稼動を停止することになると各メディアが伝えている。これ

で国内の産業空洞化は確実に進むという論調もあるが、これをあたかも危険が遠のい

たかのように評する向きもあるようだ。

 

 しかし原発というものは、稼動していようがいまいが、存在している限り、いった

ん大規模な地震が発生すれば一瞬にして凶器・兵器と化してしまうことを私たちはす

でに知っている。使用済み核燃料を3-5年の間冷却するためのプールには、定期検

査中、稼働中に関わらず、つねに大量の燃料棒が突き刺さっているのだ。これが一基

でも冷却不能になれば、すべて終わりという事態に陥るのである。したがって「全基

稼動停止」はひとつの象徴的な節目に過ぎず、私たちが危険な綱渡りを続けている状

態はなにひとつ変わらないことを銘記すべきだろう。

 

 むしろ私たちが懸念しなければならないのは、核反応を起こして働いている核燃料

棒よりも、使用済み核燃料の方なのだ。なにしろ前者はつねに圧力容器内部に閉じ込

められているが、核燃料プールはその外にある。つまり、外気に直接触れる可能性が

より高いのだ。福島第一原発の事故を受けて、米国政府が半径50マイル(約80キ

ロ)圏内に住む米国民に避難を求めたのも、定検中の4号機の燃料プールにある核燃料

が干上がって外気に晒されているとNRC(米原子力規制委員会)が判断したからにほか

ならない。

 

 以上述べたようなことが、問題の記事内容(コンテンツ)の背景に横たわっている

ことを念頭に置いていただきたい。米NRCが上のような判断をしたのは、3月15日に

4号機が爆発して建屋が吹っ飛び、冷却水の循環が止まった燃料プールが剥き出しにな

っていると考えたからだ(その考えは理に適っている)。しかし実際には4号機プール

には大量の水が残っていることが、16日に自衛隊のヘリによって確認されたのである。

それはそれでよかったのだが、関係者の間では、どうして、ないはずの水がそこにある

のかという疑問が残ったようだ。

 

 例の記事はまさにその理由―なぜ水があったのか―をを解き明かしたものであり、そ

の意義はきわめて大きい。それだけに、これほど重大な事柄を報じるに際して「ファク

ト抜き」はないだろう、ソースを明かせとまでは言わないが、少なくとも5W1Hのうち

の1W1H程度は示すべきだろう(いや、どのようにして「分かった」のかという意味での

「1H」だけでもいい)、というのが私の気持ちだ。この点にこだわる所以である。そう

いえば民主党の原発事故収束対策PT(プロジェクトチーム)メンバーでもある谷岡郁子

参議院議員がこの記事に触れて、「原発PT内1年の謎が解けました」とツブヤいていた(た

だしセンセイは、情報の出所を知りたい、あるいはどのようにしてそれが「分かった」のか、

なぜそれが示されていないのか、という疑問は抱かなかったようだ)。

 

 ここで前回の話の筋に戻ろう。私の推理が一挙に進んだきっかけとなった瓦版とは、

この面妖な記事を載せた「朝日」が配達される前日の3月7日午後に高見澤さんが配信

したものだ。「取り敢えず映像を見てください!」というタイトルの瓦版に転載されて

いた産経の記事は、2月28日に行われた一般財団法人日本再建イニシアティブによる

報告書『福島原発事故独立検証委員会 調査・検証報告書』(いわゆる民間事故調)の

記者発表会に言及していたのである。

 

 2月28日とその翌日のメディアはさかんにこの民間事故調を報じていたが、私自身

は、菅直人前首相が「公平に評価していただき、大変有り難い」という談話を発表した

と聞いた時点で、「え?菅前首相を評価?なんだ、その程度の調査報告か」という印象

を持ったために、それっきり民間事故調のことは頭の中から消えていた。しかし瓦版に

転載された産経の記事を改めて読んで、なぜかピンときた。それが3月14日のことだ

った。同報告書は当初は非売品として部数を限定して作成していたものだが、国民の関

心の高まりを受けて、3月11日から書籍・電子書籍として販売されているとということ

だったので、私はすぐに書店に走った。

 

「例の記事のソースはコレかもしれない」「いや、それならちゃんと、『民間事故調』

によると~と書かれていなければならないはずだ」「そもそも記者発表の日から一週間

も経ってからの報道というのはおかしいし、朝日以外のメディアが一切報じていないのも

ヘンだ」「だから直接のソースではないだろう。しかし、なにかヒントがあるのでは」・・・

・・・。そんな思いを抱きながら書店に向かうと、案の定、『報告書』は平積みになってい

た。

 

 思わせぶりで恐縮だが(笑)、続きは(その3)で。

 

東藝術倶楽部・広報担当 森山

 

東藝術倶楽部オフィシャルサイト:http://www.azuma-geijutsu.com

みなさん、こんにちは。

 

 最初にお知らせです。池田顧問が出演された先日のラジオ番組『菅原明子のエ

ッジトーク』(ラジオ日本)の録音が当倶楽部HP上にアップされていますので

http://www.azuma-geijutsu.com/sound/radio-nippon_edge-talk_20120321.wma)、

ラジコのサービス範囲外にお住まいの方でも聞くことができるようになりました!

 

 もちろん来週放送予定の後編もアップ致しますので、お楽しみに!

 

 さて、以上のようにこの瓦版は基本的に「ですます」調でお伝えしていますが、

今日はそれを改め、あえて高見澤調(?)でお伝えしたいと思います。思い切り

力を入れたいテーマを扱いたいからです。やはり「ですます」調は憤りを示すには

必ずしも適していませんからね(プロなら、むしろ丁寧な語り口でそれを表現でき

るのでしょうが、生憎、当方はそれほどの力量には恵まれていません)。

 

 前置きは以上。

 

 今日はまず、以下の報道記事を、タイトルからじっくりご一読願いたい。なお、

これはほぼ二週間前、38日(木)の朝日新聞朝刊の一面(同紙の顔、看板でもあ

る『天声人語』のすぐ上)に掲載されたものだ(つまり準トップ扱い!)。

 

 こんな二週間も前の記事をなぜいまごろ取り上げることになったかは、後ほど説

明したい。

 

    ==================

 

タイトル:工事不手際 4号機救う

 

 東京電力福島第一原発の事故で日米両政府が最悪の事態の引き金になると心配し

4号機の使用済み核燃料の過熱・崩壊は、震災直前の工事の不手際と、意図しな

い仕切り壁のずれという二つの偶然もあって救われていたことが分かった。

 

 4号機は一昨年11月から定期点検に入り、シュラウドと呼ばれる炉内の大型構造

物の取り換え工事をしていた。1978年の営業運転開始以来初めての大工事だった。

工事は、原子炉真上の原子炉ウェルと呼ばれる部分と、放射能に汚染された機器を

水中に仮置きするDSピットに計1440立方㍍の水を張り、進められた。いずれもふだ

んは水がない部分だ。

 

 当初のスケジュールでは37日までに原子炉ウェルから水を抜く予定だった。と

ころが、シュラウドを切断する工具を炉内に入れようとしたところ、工具を炉内に

導く補助器具の寸法違いが判明。この器具の改造で工事が遅れ、震災のあった311

日時点で水を張ったままにしていた。

 

 4号機の使用済み核燃料プールは津波で電源が失われ、冷やせない事態に陥った。

プールの水は燃料の崩壊熱で蒸発していた。水が減り続け、核燃料が露出して過熱

すると、大量の放射線と放射性物質を放出。人は近づけなくなり、福島第一原発だ

けでなく福島第二など近くの原発も次々と放棄。首都圏の住民まで避難対象となる

最悪の事態につながると恐れられていた。

 

 しかし、実際には、燃料プールと隣の原子炉ウェルとの仕切り壁がずれて隙間が

でき、ウェル側からプールに約1千トンの水が流れ込んだとみられることが後に分か

った。さらに、320日からは外部からの放水でプールに水が入り、燃料はばぼ無事

だった。(奥山俊宏)

 

    ==================

 

 面妖な記事である。伝えられている内容自体も面妖ではあるが(というより不快

感を催させるものだが)、私がこれを二読、三読して面妖だと感じたのは、5W1H

(いつどこで誰が・・・)がまったく明らかにされていないからにほかならない。新

聞記事の使命そして生命線は、ファクト(事実)の伝達である。記者にとっては5W

1Hこそが重要なファクトであり、新米記者はそれを徹底的に叩き込まれるとメディ

ア関係者からも聞いたことがある。じじつ、本記事が掲載されている一面の他の記事

は、いわく「~であることが7日、人事院の調査で分かった」「文科省のプロジェク

トチームは7日、~と明らかにした」「野田首相は7日、~について否定的な考えを

示した」と、すべてファクトを押さえた上で報道内容を伝えているのだ。

 

 しかしこの記事でそれに相当するのは、「~ことが分かった」だけ。お得意の「関

係者の証言で(分かった)」のでもなければ、これもよく目にする「朝日新聞社の独

自調査の結果、(分かった)」というのでもない。ただ、「分かった」としか書かれ

ていない。ファクトなしにいきなり「分かった」というのだ。まさかこの奥山という

記者は、人がなにかを思いついたときに「あ、分かった!」と口走るのと同じように、

突然、書かれた内容のようにややこしいことが「分かった」のではあるまい。

 

 いやしくも全国紙の一面に署名入りで記事が掲載される記者だから駆け出しではな

いだろうし、しかも校閲部門は事前に内容をチェックしているはずだ。にも関わらず、

この記事にはファクトらしいファクトがなにひとつ記されていないのだ(多くの方は

記事内容をファクトと考えるかもしれないが、ジャーナリズムにおけるファクトはあ

くまで5W1Hであって、報道の中身はコンテンツなのである)。

 

 というわけで、このファクト抜きは意図的なもの、しかもその「意図」は朝日新聞

社の総意に基づくものであろう、と察しがつく。では、この記事の本来示されるべき

ファクトはなぜ伏せられなければならないのだろうか。いや、その前に、そもそも報

道された内容の根拠、出所は奈辺にあるのかを明らかにしなければならない・・・・

・・。そう考えて私なりにナゾを追っているうちに、二週間が過ぎてしまったのであ

る。

 

 案の定、ネット上にはこの記事に関するコメントがあふれていた。そのほとんどは

99.9%程度!)記事内容(コンテンツ)に引きずられたもので、「これはきっと、

神が日本を救われたということに違いない」「こういうことで助かったということは

素直に喜べないが、とりあえずよかった」という種類の感慨を吐露したものか、東電

や保安院など当事者を揶揄する内容のどちらかだった。いずれも言葉の本来の意味で

ナイーブ(単純・素朴)な反応であり、メディアによるマインドコントロールがいか

に容易であるかを示す証拠でもあろう。そんな反応以外には「しかしこれ、ホンマか

いな?」というツブヤキがあっただけで、ファクト不在というファクトに真正面から

疑念を示すコメントは見当たらず、したがってナゾ解きのヒントさえ見いだせなかっ

た。

 

 ところが先日ふと、先ごろ高見澤さんが配信された瓦版を再読したのを機に、私の

推理は一挙に進んだのである。というわけで、本来なら続けて以下にその結論を示さ

なければならないのだが、如何せん、私はすでに相当な文字数を費やしてしまった。

下手なミステリー小説のようで恐縮だが、結末は次の瓦版で明らかにしたい。という

より、みなさんにもぜひ、しばらくの間、このナゾについて思いをめぐらせていただ

きたい。

 

 

東藝術倶楽部・広報担当 森山

 

東藝術倶楽部オフィシャルサイト:http://www.azuma-geijutsu.com

みなさん、おはようございます。

 

 昨日ご案内した池田顧問出演のラジオ番組『菅原明子のエッジトーク』(ラジオ日本)

をお聴きになった会員もいらっしゃると思いますが、残念ながら、ネットを使ったラジオ

視聴サービス『ラジコ』でも日本の関東地方でしか聴けません。海外在住の会員の中には

パソコンを前に歯ぎしりした方もいらっしゃったようですが、その録音データをHP上で

視聴できるよう、早速、協議したいと思います。なお、顧問トークの後半は来週3月28

日(水)の同番組で放送される予定です。

 

 昨晩の同番組でも話題になった「SPEEDI (緊急時迅速放射能影響予測システム)」の

情報が事故直後に米軍・米政府に知らされていたにも関わらず、国民には公開されなかっ

たという事実は、顧問は最新刊『マインド・コントロールX』でも批判されている通り、

きわめて大きな問題で、その違法性は明らかです(意図的な不作為であることは明白)。

 

 先週15日の参院予算委員会で細野豪志原発事故担当相はこの件に関して「(関係機関

の)役割分担が不明確でデータが活用できなかった。痛恨の思いがある」などと弁明にも

ならない弁明を口にし、また事故発生当時は国家戦略担当相だった玄葉光一郎外相(衆院

福島3区選出)に至っては「福島県民として、率直に言って忸怩たる思いがある」などと、

これまた反省にもならない無意味な発言を行っています。誰も責任の「せ」の字も口にし

ないのですから、現政権は字義通りの「無責任」政権そのものです。池田顧問ならずとも、

いったいあなた方には、「ヤマトごころ」というものが一片たりともないのか!と問い詰

めたい気分です。

 

東藝術倶楽部・広報担当 森山

 

東藝術倶楽部オフィシャルサイト:http://www.azuma-geijutsu.com

みなさん、おはようございます。

 

 今晩のラジオ番組『菅原明子のエッジトーク』(ラジオ日本:1422hz11:00

11:30)に池田整治顧問が出演されますので、ラジオ日本を視聴可能な方はぜ

ひお聴き下さい。

 

 原発の問題をはじめ、やがて来るであろう大災害に対する具体的な対策を放

送できるギリギリのところまでお話されたそうですから、これは必聴ですね。

なお、ラジコ(radiko.jp)を使えば東京、千葉、神奈川、埼玉エリアならパ

ソコンでも視聴できますから、ぜひお試し下さい。

 

東藝術倶楽部・広報担当 森山

 

東藝術倶楽部オフィシャルサイト:http://www.azuma-geijutsu.com

 

東藝術倶楽部会員各位

 

おはようございます。私、高見澤は今、中国・北京に来ています。今月15日に日本を発ち、17日に山西省・大同と太原、そして昨日19日にまた北京に戻ってきました。北京にせよ、太原にせよ、大都市では相変わらず車の渋滞が酷く、そのために空気はよくありません。中国政府も大気汚染の問題を重視して、いろいろと対策を講じていますが、増え続ける車の量を抑えるのにも限界があるようです。

 

今、日本では福島原発事故以来、原発に対する安全性の問題に疑念の声が高まっています。そのような状況を無視してでも、経済成長を前提としたエネルギー基本計画の見直しが進められており、何が何でも原発の再稼動を実現すようとする原発予算に群がる有象無象の暗躍がそこに見られます。森山さんの言う「根本的な倫理」という概念は、そうした有象無象の連中の中には欠片さえ見ることはできません。

 

今の地球人から見れば、カネを儲けて豊な生活を送ることが、一見幸せなように見えることから、とにかくモノを作り続け、カネをせっせと稼ぐことに、経済政策の重点が置かれています。しかし、そのような結果がどのような結果をもたらすことになるかは、これまで五井野先生が進められてきたウイッピー活動の中で、実践を通して我々の心や意識の中に深く刻み込まれています。

 

ここ中国でも、持続可能な発展、調和のとれた社会を目指して、経済発展パターンの転換が強調されるようになりました。そして、先の中国共産党6中全会で、社会主義文化強国という表現が出されました。人の意識を変えるには、やはり芸術や文化の力が必要であることを、知る人は知っているということなのでしょう。このような認識のない発展は、いずれは滅びる運命にあるのです。

 

東藝術倶楽部事務局 海外広報担当 高見澤

 

東藝術倶楽部オフィシャルサイト:http://www.azuma-geijutsu.com

 

みなさん、おはようございます。

 

 関西電力の発行済み株式の約9%を持つ筆頭株主である大阪市が、実にあっぱれな行動

に出たようですね。同市としては、今年6月の関西電力の株主総会「可及的速やかに全て

の原発を廃止する」ことや、原発を推進してきた「電気事業連合会」からの脱退などを柱

とする株主提案の骨子を固めたといいますから、原発村の面々にはかなり大きな衝撃にな

るのではないでしょうか。

 

 この株主提案の内容は来月上旬に正式決定される見通しですが、同市の今回のアクショ

ンが全国規模の動きにつながるのを期待したいと思います。

 

 ところでこの週末、各新聞が作家・大江健三郎さんのパリでの発言を報じました。以下

17日付け日経新聞の"大江健三郎さん「次世代の生きる条件壊すな」仏書籍展で訴え"

というタイトルの記事全文です。

 

      ==========================

 

 16日にパリで開幕したフランス最大の書籍展「第32回サロン・ド・リーブル」で同日、

文学と災害をテーマにした討論会が行われた。今年の特別招待国に選ばれた日本からは、

作家の大江健三郎さん(77)らが参加。大江さんは東京電力福島第1原発事故に触れ、

「一番根本的な倫理は次の世代が生きる条件を壊さないことだ」と訴えた。

 

 大江さんは「原発の将来を論議する人たちが世界中にいるが、すべての論客が原発はや

がてはなくなると考えている」と指摘。「そのオプティミズム(楽観主義)が不思議でし

ょうがない。ならば今、原発を止めればいい」と疑問を呈した。

 

 さらに人が倫理的であることの重要性を強調。「日本だけではなく、アジアの人々が水

と空気によって(放射性物質の)害悪を被っている。日本の政治家が倫理的であろうとす

るなら、そこをよく考えるべきだ」と、原発再稼働に向けた日本政府の動きを批判した。

 

 ドイツ在住の作家、多和田葉子さんは「日本の新聞はなぜ危険性をはっきり伝えないの

かを何度も聞かれた。日本には言論の自由があると思っていたが、実はそうではなかった」

と述べた。

 

 書籍展は19日まで開かれ、出版関係者を中心に20万人の来場が見込まれている。(パリ

=共同)

 

      ==========================

 

 さすがは、『ヒロシマ・ノート』以来、核廃絶に向けていささかもブレない発言・提言

を数十年の長きにわたって続けてきた老作家、「次の世代が生きる条件を壊さないこと」

が最も根本的な倫理であるとする観点には大いに頷かされました。

 

そう、いま日本の政権に、いや、現代に生きる日本人の一人ひとりに問われているのは、

まさにその「根本的な倫理」ではないでしょうか。エネルギー基本計画をどうするだのエ

ネルギー需給見通しがどうしたこうしたなどという論議は、「根本的な倫理」の前では、

しょせん些事にすぎません。いや、そんな「倫理」を根本に据えた基本計画や見通し、基

本法などであって、はじめて意義あるものになる筈です。そうでない限り、すべての議論

は小手先のマヤカシであることを免れず、その価値は、井戸端会議と同等かそれ以下でし

かないでしょう。

 

 しかし、上の記事の最後にある多和田葉子さんの発言には苦笑を禁じ得ませんでした。

この痛烈な皮肉を「日本の新聞」の代表的一紙である日経がアッケラカンと報じているん

ですから、これを笑わずしてなにを笑うべきでしょうかね。太っ腹といえば太っ腹なのか

もしれませんが、あるいはひょっとすると日経は、多和田さんに指摘されるような新聞と

は違うという認識を堂々と示したのでしょうか。

 

 そういえば朝日の夕刊も同じ大江発言に関する記事を掲載していましたが、この多和田

発言にはひと言も触れていません。まるっきり無視でした。さーて、こういう場合は、ど

ちらがよりマトモなんでしょうかねえ・・・・・・。いや失礼、こんな問いはそれ自体が

無意味でした。背比べはドングリ同士に任せておくべきでしょうから。

 

 

東藝術倶楽部・広報担当 森山

 

東藝術倶楽部オフィシャルサイト:http://www.azuma-geijutsu.com

みなさん、おはようございます。

 

 昨日は夕方6時過ぎに北海道の太平洋側と青森、岩手に津波注意報が発せら

れるマグニチュード6.8の地震が起きたかと思うと、その3時間後には千葉

県東方沖で同6.1の地震が発生しました。

 

 東京はいずれの地震でもかなり揺れたのですが、最初の地震で思わず頭をよ

ぎったのは、青森県・六ヶ所村の核燃料再処理施設は大丈夫だろうかというこ

とでした。全国の原発から運び込まれた使用済み核燃料からプルトニウムを抽

出したりウラン濃縮を行うための再処理工場(事業主体は日本原燃)ですが、

中の使用済み核燃料の貯蔵プールには、当然のことながら、同燃料が大量に横

たわっています。幸いにして同施設も東通や女川の原発もこの地震の影響は受

けていない由ですが、もちろん今後どうなるかはわかりません。

 

 千葉沖の地震の際にもNHKの画面はさかんに「福島第一・第二、茨城・東海

の原発に異常なし」というテロップを流していましたが、地震が発生する度に

この種の情報を流さなければならないという状況は、はっきり言って異常では

ないでしょうか。しかし本当のところは、国民に懸念を抱かせる施設が国土の

あちこちに存在しているというそのことが、すでに異常なのです。

 

 おりしも今朝の新聞には、「2030年の発電量に占める原子力発電の比率をど

れくらいにすべきか」について、経産省の審議会「総合資源エネルギー調査会

基本問題委員会」の委員の考えが出揃ったという記事がありました。これによ

ると、25人の委員のうち、原発の比率を「0%」と答えた委員はわずか5人だ

ったようです。「20%前後」や「35%」などとした委員も少なくなかったもよう

ですが、こういう人たちの頭の中はいったいどうなっているのだろうかと首を

傾げたくなります。どう考えても、全基廃炉、つまり2030年には「0%」にする

ということ以外に選択肢はないはずなのですが、おそらく彼らは、「異常」を

「異常」と感じる能力がもともと欠如しているか、はたまたそうなるようにマイ

ンドコントロールされているか、そのどちらかに違いありません。

 

 マインドコントロールといえば、池田顧問の最新刊『マインドコントロール

X』(http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89

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11日に刊行されました。アマゾンでも出足好調のようです。私も早速書店で購入

して読み始めたところですが、顧問には25日の勉強会「江戸楽生(笑)会 上野

寛永寺と名品編」の席でサインを頂戴したいと思います(笑)。みなさんもぜひ

どうぞ。

 

 東藝術倶楽部 広報担当 森山

 

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みなさん、おはようございます。

 

 先日ご案内したTV番組「ほこXたて」のラジコンヘリ対スナイパーの勝負は

面白かったですね。かつて米軍に所属していた一流スナイパーが、操縦術世

界一のウデを誇る日本人が操るラジコンヘリを三分以内に銃弾三発で撃ち落と

せるかという対決だったわけですが、ご覧になれなかった方の為に結果をお伝

えすると、ラジコン側の勝利に終わりました。いかにスナイパーといえども、

気が狂ったハエのように飛び廻られては照準の合わせようがなかったというこ

となのでしょうが、やはりわが池田顧問の専門家としての予測をも覆した操縦

者の力量を神業と評価すべきでしょうね。

 

 神業といえば、いま、宵の西空にもその一端を目にすることができます。お

そろしく明るく輝く、UFOと見まがうばかりの大きな星です。東京の空でもかな

り目立ちますから気づいておられる方も少なくないと思いますが、あれは実は

金星です。国立天文台によると、マイナス4.6等級ですから、相当な輝度です。

そのすぐ左にも比較的明るい星が見えますが、こちらは木星。マイナス2.6等級

と、同1.5等級のシリウスより明るいはずなのですが、現在は金星のすぐ横に位

置しているためか、それほど明るくは感じられません。またさらに夜が更けると、

東の空から、しし座のレグルスと並ぶようにして火星が昇ってきます(現在の輝

度はシリウスとほぼ同じマイナス1等級)。

 

 星々の輝く姿そのものもまさしく神業に違いありませんが、なかでも上に挙げ

た惑星たちの地球上から見た奇妙な動きは、洋の東西を問わず昔から「神業」と

されてきました。なにしろ、時に応じて進むかと思えば戻り、消えたかと思うと

まったく違う時間帯に現れるという不思議なふるまいを見せるからです。夜空を

「惑う」ように動き回っているとしか見えませんから、天上版ラジコンヘリみた

いなものです。だとすれば、コペルニクス(1473-1543年)はそんな神業の秘密

を世界で初めて解き明かしたスナイパーかもしれません。彼が著した天体の回転

について』はいわゆる地動説の嚆矢(こうし)となり、惑星が地球と同じく太陽

の周りを周回していることを世に知らしめたのでした。

 

 ところで、そんなコペルニクス的宇宙観が日本に紹介されたのはいつだったと

思いますか。なんと、それは1792年つまり江戸の寛政4年です。長崎の通詞だっ

た本木良永という人が英ジョージ・アダムスの天文書を翻訳した書物『太陽窮理

了解説(たいようきゅうりりょうかいせつ』で、コペルニクスの地動説や惑星の

楕円軌道に基づくケプラーの論が紹介されているようです。

 

 ということは、歌川豊国が美人画を出し始めたのが寛政の初めで国芳や広重も

寛政年間の生まれですから、浮世絵文化が花開く頃の江戸人の宇宙観はすでに地

動説に基づくものだったかもしれません。ちなみに、「惑星」という用語が日本で

初めて使用されたのもこの書物だそうです(惑星の代表たる金星は当時、「太白」

と呼ばれていた由)。

 

 というわけで、たまには夜空を眺めて神のみわざの絶妙さを感じつつ、江戸人

の世界観・宇宙観に思いを馳せてみようではありませんか。

 

 東藝術倶楽部 広報担当 森山

 

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おはようございます。北風が冷たく感じましたが、日差しは春らしくなってきました。

 

「う : 嘘と隠ぺい 政府不信で風評被害」

 

こういうのを風評被害っていうんですかねぇ...? 危険なものを持ち込まないのは、人として当たり前の行為だと思うのですが。世界の常識は日本の非常識、日本の常識は世界の非常識。五井野博士もよく使われる教訓です。

 

東藝術倶楽部事務局 高見澤

 

* 今後は、海外広報担当として、情報発信に努めます!

 

 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120312-00000005-mai-bus_all

 

<日本産食品>輸入規制緩まず...「風評被害」長期戦に

毎日新聞 312()112分配信

 

 東京電力福島第1原発事故を受け各国が実施している日本産食品の輸入規制が、事故から1年を経てもなかなか緩和されない。放射性物質による汚染への不安が残っているためで、現在も16カ国・地域が日本産食品の輸入を全面または一部停止している。規制緩和の動きも出始めているが、全面解除まではまだ時間がかかりそうだ。

 「(福島県)会津若松の空間放射線量はソウルと同じで、ニューヨークともほとんど変わらないが、残念ながら科学的根拠、合理性を持って判断してくれていない状況にある」。玄葉光一郎外相は9日の記者会見で、海外で原発事故による「風評被害」が続いているとの認識を示した。

 農林水産省によると、事故直後にかけた放射線検査の証明書提出などの規制を既に全面解除しているのはカナダ、チリ、メキシコ、ミャンマーの4カ国のみ。クウェートと南部アフリカのモーリシャスの2カ国が今も日本産食品を全面禁輸しており、中国、台湾など14カ国・地域が被災地周辺で作られたものなど一部食品の輸入停止を継続している。

 このほか57カ国・地域も、政府作成の放射線検査証明や産地証明の提出を義務づけるなど、計73カ国・地域が何らかの規制を続けている。

 食品の輸入規制を巡って日本政府は、2国間会談や国際会議の場で解除を重ねて要請してきた。当初、事実上全面禁輸していた中国やブラジル、マレーシアなどが、産地や種類に応じて一部の輸入再開に応じるなど規制緩和の動きは出ている。

 ただ、放射線への不安は根強く、外務省幹部は「チェルノブイリ原発事故の際にも解除にはかなりの時間がかかった。長期戦を覚悟し、少しでも緩和が進むよう交渉を続けたい」と語る。【横田愛】

 

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みなさんこんにちは。

 

 いよいよ明日、あの大地震からちょうど1年を迎えることにな

ります。明日はあの災害で天に召された御霊(みたま)に祈りを

捧げたうえで、静かにこの一年を振り返ってみたいと思います。

 

 さて、奇しくもその3月11日(日)、池田整治顧問がフジテ

レビ系列の番組「ほこXたて」(午後7時~)に出演され、冒頭

の目玉対決「ラジコンVSスナイパー」において軍事専門家とし

てお話をされます。顧問によると、「なんで私なの?」という戸

惑いがあった由ですが、「これも多生のご縁」ということで引き

受けられたとか。

 

 みなさんには、都合のつく限り、ぜひ同番組をご覧願いたいと

思います。

 

  東藝術倶楽部事務局 広報担当 森山

 

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みなさん、おはようございます。

 

 福島第一の4号機について今朝も高見澤さんからご案内があり

ましたが、いよいよ原発産業そのものが世界的に衰退産業になっ

ていきそうです。それを象徴的に示すニュースがドイツの高岡さ

んから送られて参りましたので、ここにご紹介します。

 

 =アレバ、福島原発事故の影響で過去最高の赤字=

 

 仏国営原子力企業のアレバ(Areva)は2日、201112月期の

営業損失が192,300万ユーロとなり、前期の4億2,300万ユーロ

から赤字が拡大したと発表した。同社は12月、当期営業損失を14

億~16億ユーロと予想していたが、それを上回り過去最高の赤字

を記録。福島第1原発事故を受け原子力産業の先行き不透明感が

高まる中、主要資産で減損処理したことが響いた。

 

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 原子炉メーカーの仏フラマトムを母体に設立されたアレバとい

えば泣く子も黙る世界最大の原子力関連企業で、一時は日本の三

菱重工の資本参加の話もありましたし、青森県六ケ所村の核燃料

施設も基本的に同社のテクノロジーがベースになっていることか

ら、日本との関係もけして浅くはありません。福島の事故処理に

も一枚かんでいますしね。

 

 しかし上の記事が示すように、業界のトップに君臨する同社が

今後、坂道を転がり落ちていくのは明らかです。これまでは「あれ

ば」安心(?)だったかもしれませんが、これからは「なくても」

いい企業になりそうです。

 

ということは、同社以外の日米欧の原子力大手が同じ道をたどる

であろうことは火を見るより明らかなのではないでしょうか。

 

 東藝術倶楽部事務局 広報担当 森山

 

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