東藝術倶楽部瓦版 20160519 :電磁波の世界

 

おはようございます。

今朝もまた日差しが厳しく、紫外線の強さを感じます。

 

この紫外線ですが、強い殺菌力があると同時に、浴び過ぎると皮膚がんのもとになるとも言われる電磁波の一種です。波長でいえば10nm(ナノメートル)から380nm、周波数でいえば30,000800THz(テラヘルツ)です。

この世界は、我々地球人には、見ることはできません。しかし、強い紫外線を受けると肌が痛むなど感覚で感じることはできます。一方、赤外線の波長は760nmから100nm1000μm(マイクロメートル)〕、周波数は4000.3THz3,000GHz(ギガヘルツ)〕で、こちらも同様に目には見えませんが、肌では暖かく、あるいは熱く感じることができます。

このような紫外線や赤外線、あるいは紫外線よりもさらに波長の短いX線の世界は、特殊なカメラや電波受信設備などを用いれば、画像に解析して一応目にすることは可能です。

 

一方、我々の目に見える世界というのは、波長360760nm、周波数800400THzの可視光線の世界になります。我々地球人にとって目に見える世界は、宇宙に存在する電磁波の極一部の狭い世界でしかないのです。その点、身体で感じる世界は紫外線から赤外線までの世界(光の世界)になり、目に見える世界よりは多少なりとも幅が広がります。

目に見えなくとも身体で感じるということは、それだけ広い世界を認識できるわけです。ましてや、第六感など精神的に感じる世界はそれよりもさらに広い波長、周波数の世界だと言えましょう。

 

それでは、赤外線よりもさらに波長の長いマイクロ波、短波、中波、長波の世界(電波の世界)、逆にX線よりも波長の短いγ線などの世界はどのように感じることができるのでしょうか? そして、さらにその先は???

 

そのような世界が理論的には現実問題として、この宇宙には存在しているのです。そのような世界は決して夢物語や迷信ではなく、このように十分に科学的理論を用いて証明できるのです。あとは、それを実際に体験できるかどうかですが...。

 

高見澤

2021年1月

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このページは、東藝術倶楽部広報が2016年5月19日 12:46に書いたブログ記事です。

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