東藝術倶楽部瓦版 20180601:戦がなくなり重要性が薄れた「旗奉行」と「槍奉行」

 

おはようございます。今朝の東京都心は晴れ、清々しい朝を迎えていますが、日中は気温が高くなる雰囲気です。今日から6月、ジメジメとした梅雨の到来もそう遠くはありませんが、季節の変わり目を楽しむ余裕もなく、仕事や生活に追われる日々が続いています。

 

さて、本日は「旗奉行」と「槍奉行」について紹介したいと思います。この2の役職は、戦時においてはかなりの重要な役割を果たしていました。

 

先ず旗奉行ですが、日本の中世から近世にかけて、一軍の旗を預かる武家の職名を指しており、「旗大将」または「幟奉行(のぼりぶぎょう)」とも呼ばれていました。江戸幕府においては、老中支配の旗本役として、役高は2,000石、主な任務は戦場において徳川家の軍旗や馬標(うまじるし)などの旗指物の管理を行っていました。