東藝術倶楽部瓦版 20200701:【江戸の川その88】進化を遂げた東京の清流活動-「烏山川」

おはようございます。昨日は急用で瓦版がお送りできず失礼しました。明日もまた所用で更新できませんので、ご了承ください。それにしても今年はコロナ禍の中で半年が過ぎてしまいました。今年はこのまま何もできないまま1年が終わってしまうのではないかと、懸念されるところですが、それでも人は生きていかなければならないし、経済を動かしていかなければなりません。ウイルスとどう付き合いながら経済を回すのか、国の指導者の力量が試されるところです。

 

さて、本日は「烏山川(からすやまがわ)」について紹介したいと思います。烏山川は、前回紹介した「北沢川」と同じ目黒川の支流で、東京都世田谷区をかつては流れていた二級河川です。

 

源流は世田谷区北烏山付近とされ、高源院にある弁財天堂の池がその一つとされています。烏山付近から流れ出た水は南東に流れ、世田谷区三宿の池尻大橋駅の西側で北沢川と合流して目黒川になることは、前回紹介した通りです。流路延長は11.7キロメートル、1970年代以降ほぼ全面的に暗渠化され、そのほとんどが「烏山幹線」と呼ばれる下水道に転用されました。近年は暗渠部分の緑道化が進められ、「烏山川緑道」として整備されています。

烏山川と北沢川は現在ともに下水道となっているため、この二つの流れは目黒川の開渠部分の少し上流から下水道管を通して大田区にある東京都下水道局森ケ崎水再生センターに送られているようです。ですから、大雨などの際に水量が大幅に増加したときにのみ、溢れた水が目黒川に直接放流されているとのことです。

 

一方、常時目黒川に流れている水の方はといえば、これは新宿区にある東京都下水道局落合水再生センターで高度処理された下水の水を更に浄化した上で、目黒川の開渠部分の手前で目黒川に放流されているようです。東京の清流活動は驚くべき進化を遂げているようです。

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このページは、東藝術倶楽部広報が2020年7月 1日 07:59に書いたブログ記事です。

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